悪性リンパ腫について
あたしは、2011年5月23日に「悪性リンパ腫(ホジキン)」だと言う事がわかりました。
あの日のことは、ずっと忘れないと思います。
同じ病気がわかり、辛さや経過など、少しでも役に立てばと思い、記録に残す事にしました。
毎日、心が付いて行けず、泣いた日々もいっぱいあります。
もちろん今(4回目の抗がん剤が終わったとこ)も。
でも、気持ちは前向き。生き続ける。と言う事をいつも忘れず頑張っています。
最後に、あなたは一人じゃない!絶対に一緒に闘ってくれる人、支えてくれる人がいる!
頑張ろう!っと力まないで、大きく息を吸ってマイペースに闘いましょう!!
悪性リンパ腫とは・・・
悪性リンパ腫は、リンパ系の組織から発生する腫瘍(いわゆる“がん”)です。リンパ系組織とは、ヒトの免疫システムを構成するもので、リンパ節、胸腺(きょうせん)、脾臓(ひぞう)、扁桃腺(へんとうせん)等の組織・臓器と、リンパ節をつなぐリンパ管、そしてその中を流れるリンパ液からなります。リンパ系組織を構成する主な細胞は、リンパ球と呼ばれる白血球です。リンパ液の中には液体成分とリンパ球が流れていて、やがて血液と合流します。リンパ系組織は全身に分布しているため、悪性リンパ腫、特に非ホジキンリンパ腫は全身で発生する可能性があります。
悪性リンパ腫には、大きく分けてホジキンリンパ腫と非ホジキンリンパ腫の2つがあります。ホジキンリンパ腫は日本では少なく、約10%です。非ホジキンリンパ腫はリンパ腫の顔つき、すなわち顕微鏡でわかる形態学的特徴(病理学的分類といいます)、細胞系質的特徴(“B細胞性、T細胞性、NK細胞性”)、そして染色体・遺伝子情報などをもとに分類されます。それが腫瘍細胞の悪性度とその後の臨床経過、予後を推定し、治療法を選択するために大変重要になります。
ホジキン種とは・・・
日本における悪性リンパ腫の約10%を占めます。
ホジキンリンパ腫は一般的には悪性度が低く、早期に発見されれば、強い治療もあまり必要ではありません。
治療によって6-8割が治る病気で、がんとしてはおとなしいタイプだと言えます。
症状は・・・
首、腋(わき)の下、足のつけ根などのリンパ節の多い部位に、痛みを伴わないしこりが触れるなどの症状がよくみられます。全身的な症状として、発熱、体重の減少、盗汗(顕著な寝汗)を伴うことがあり、これらの3つの症状を「B症状」といい、特に重要視されています。体のかゆみを伴うこともあります。その他、皮膚の発疹(ほっしん)、しこり、いろいろな場所の痛みで気づくこともあります。
(ちなみに、あたしの症状は、咳、微熱、首のリンパの腫れ、ダルさ)
診断方法は・・・
問診結果、身体所見での悪性リンパ腫と疑われた際には診断方法としてリンパ節などの病変組織の生検となり病理組織診断をつけなくてはいけません。
また病変部位から切り取った方法で採取されたプレパラートを作成させ診断するケースもあります。
診断方法を知るべく他検査として、生検検査1マルク(骨髄の針治療)について骨の中にはスポンジ状の骨髄といわれる物質があります。
ここで血液が造られていますが骨髄に病期がないか骨に針を刺し、骨髄生体を抜き取り検査する方法。ただ悪性リンパ腫に関する診断の場合には針生検では難しいのが現状である。
2リンパ節生検に関する診断法としてリンパ節組織を採取し、顕微鏡検査をして診断というかたちとなる。前文で記載したように悪性リンパ腫に関しては診断が非常に難しい。3脊髄検査の場合、中枢系、脳に転移がないかを確認する診断方法で脊髄検査を行い、脊髄に針を刺し髄液をぬきとるり検査し、診断となります。
この場合では局部麻酔で行なうのが通常ですが施術の痛みはないようです。ただ後から頭痛などが出る場合もあるようです。
画像診断の場合についてのCTではX線で体を輪切りにした状態にて撮影し、脾臓やリンパ節に腫れがないか確認する。より確かに撮影するため造影剤といわれている薬を注射し行なう場合がある。ただこのCTの場合被爆量が多いのが難点かもしれません。
次にガリウムシンチ検査の診断法としてガリウムとは腫瘍または炎症に集まる放射性物質ですがこの物質を利用し、進行具合などを見る核医学検査である。
この場合CTなどでは見つけられない異変を調べられるようです。次にMRIの診断方法では磁石、電波を使い体を任意の角度、方向から検査し、このデータをコンピュータによって映し出し、画像化する方法です。
他超音波やレントゲン、PETなどの検査による診断方法があります。この他、診断方法としては血液検査があります。
悪性リンパ腫の診断については、腫瘍マーカー値や炎症反応、LDHの確認による診断方法です。腫瘍などがある場合にはこれらの値が上がっています。
また腫瘍マーカと呼ばれる検査法をし、診断する場合には血液、便、尿で検査をおこないますがこの場合の検査では参考にする程度。他に遺伝子検査の方法による診断もあります。リンパ節では自覚症状があまりないですがコリコリとした腫れがある場合には専門医による診断をしてみるほうがいいでしょう。
治療方法は・・・
ABVD療法(—りょうほう)はホジキンリンパ腫に対する抗癌剤治療です。ABDV療法では、アドリアマイシン (adriamycin)、ブレオマイシン (bleomycin)、ビンブラスチン (vinblastine)、ダカルバジン (dacarbazine) の4剤が使用され、それぞれの頭文字をとってABVD療法と呼ばれています。ホジキンリンパ腫に対する標準的化学療法。
一般的な副作用とは・・・
全身倦怠感、食欲不振、吐気、嘔吐、下痢、便秘、肝・腎機能障害、アレルギー、脱毛など
悪性リンパ腫発覚までの流れ記録
★をクリックしてね。(準備中)
★肺にカゲが見つかり大きな病院へ
(レントゲン持参でCT)
★4月28日・精密検査
(レントゲン・MR・造影剤入れてCT・エコー)
★5月2日・検査結果
★5月9日・血液専門の「虎の門分院」へ
★5月11日~18日・「悪性リンパ腫疑い」で検査入院
(心電図・レントゲン・骨髄穿刺・リンパ節生検)
★5月20日・PET検査
★5月23日・悪性リンパ腫で入院
(やっと、病気との闘いが始まる。)